物理ディスクまたは物理デバイスの交換のためのガイドライン

交換用ディスクが、ストレージエンクロージャ内の物理ディスクまたはデバイスと常に同じモデルであるとは限りません。ディスクを交換する際は、次のガイドラインに従ってください。

  • アレイ内のドライブは、同じ容量またはそれ以上の容量のドライブと交換してください。
  • ドライブを交換する際は、バス速度を考慮してください。同じアレイ内で、バス速度が同じまたはそれ以上のドライブの交換がサポートされています。同じアレイ内で 3GB および 6GB ドライブのどちらも使用できます。ただし、6GB ドライブを 3GB ドライブと交換することはお勧めできません。機能的に問題はありませんが、パフォーマンスに影響をおよぼす恐れがあります。3GB ドライブの 6GB ドライブへの交換はサポートされています。これは、レガシーパーツの消耗により保証サービスが必要な場合に頻繁に発生します。
  • ドライブを交換する際は回転数/分(RPM)を考慮してください。同じアレイ内での回転速度が同じかそれ以上のドライブの交換がサポートされています。同じエンクロージャ内で 10000 RPM および 15000 RPM ドライブのどちらも使用できます。ただし、15000 RPM ドライブを 10000 RPM ドライブと交換することはお勧めできません。機能的に問題はありませんが、パフォーマンスに影響を及ぼす恐れがあります。10000 RPM ドライブを 15000 RPM ドライブに交換することはサポートされています。このシナリオは、パーツを入手できない場合に、サービス用在庫からパーツを交換する場面で発生します。
  • SAS および SATA ドライブは同じバックプレーン上ではサポートされていますが、同じ仮想ディスク内ではサポートされません。
  • ソリッドステートドライブ(SSD)およびハードディスクドライブ(HDD)は同じバックプレーン上ではサポートされていますが、同じ仮想ディスク内ではサポートされません。