チャネル冗長性とサーマルシャットダウン
異なるコントローラチャネルに接続された物理ディスクを使用する仮想ディスクを作成することができます。物理ディスクは、外部エンクロージャまたはバックプレーン(内部エンクロージャ)にある場合があります。仮想ディスクが異なるチャネルに冗長データを維持している場合、これらの仮想ディスクはチャネル冗長です。チャネル冗長性とは、いずれかのチャネルに障害が発生しても、別のチャネルに冗長データが存在するため、データが失われないことを意味します。
また、チャネル冗長性は、サーマルシャットダウンの対象になっているエンクロージャに存在するディスク用に使用されることもあります。これらのチャネルの 1 つに接続されているエンクロージャの電源が切れた場合、冗長データは別のチャネルで維持されます。
チャネル冗長性は、仮想ディスク作成の詳細設定ウィザード を使用する際に、異なるチャネルの物理ディスクを選択することによって実装されます。