このウィンドウを使用して、物理ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)およびチームインタフェースの詳細情報を表示します。
ユーザー権限
表 1. ユーザー権限
選択 |
表示 |
管理 |
[ネットワークインタフェース情報(特定のインタフェース用)] |
ユーザー、パワーユーザー、システム管理者、昇格システム管理者(Linux のみ) |
適用なし |
個別の [ネットワークインタフェース] および [チームインタフェース] のウィンドウには、次の情報が表示されます。
| メモ: 統合型ネットワークアダプタ(CNA)のネットワークインタフェースでは、報告される TOE 対応、FCoE 対応、および iSOE 対応値は CNA の機能性情報を提供するもので、ネットワークインタフェースに対するものではありません。詳細については、ベンダーのマニュアルを参照してください。 |
| メモ: 次にリストするネットワークインタフェース情報は、可能なフィールドのすべてを説明しています。リストには、特定のオペレーティングシステム、またはネットワークカード機能を実行している場合には表示されないフィールドが含まれている場合があります。 |
| メモ: VMware ESXi オペレーティングシステムの制約のため、このリリースの Server Administrator では、このヘルプページに記載されている物理統計およびチーム統計の一部を使用できません。 |
| メモ: チームインタフェース統計は Windows 2003 サーバーでは使用できません。ネットワークインタフェースカードがチーミングされている場合、インストールされているオペレーティングシステムによっては、Server Administrator がこのヘルプページに記載されている統計のすべてを表示する場合としない場合があります。 |
| メモ: Windows 2008 ハイパーバイザーオペレーティングシステムでは、Server Administrator は仮想マシンに IP を割り当てるために使用される、物理 NIC ポートの IP アドレスを報告しません。 |
物理情報
説明 |
ネットワークコントローラの名前を表示します。 |
ベンダー |
ベンダーの名前を表示します。 |
スロット名 |
コントローラが存在するスロットの名前です。 |
現在の MAC アドレス |
メディアアクセス制御(MAC)アドレスを表示します。ローカルエリアネットワーク(LAN)またはその他ネットワークでは、MAC アドレスがお使いのシステムの固有なハードウェア番号となります。 |
二重 |
通信システムの二重モードを表示します。二重通信システムとは、両方向での相互通信が可能な接続された 2 つのパーティーまたはデバイスで構成されたシステムです。[半二重] システムは両方向の通信を提供しますが、同時ではなく、一度に一方向のみとなります。 [全二重]、または時として [全四重] システムは両方向の通信を可能にし、半二重とは異なり、両方向の通信を同時に行うことができます。 | メモ: Server Administratorは、Microsoft Windowsオペレーティング システム上のインテルNICの二重モードを取得できないため、値は[不明]と報告されます。 |
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ベース I/O アドレス |
特定のハードウェアアダプタへの入力 / 出力データ制御のために割り当てられたメモリーの固有領域に対応する初期アドレスを表示します。値は 16 進法で表示されます。 |
ベースメモリーアドレス |
特定のハードウェアアダプタへの入力 / 出力データ制御のために割り当てられたメモリーの固有領域に対応する初期アドレスを表示します。値は 16 進法で表示されます。 |
IRQ |
ネットワークインタフェースが使用する割り込み要求ライン(IRQ)番号を表示します。 |
DMA |
ダイレクトメモリーアクセスチャネルを表示します(該当する場合)。 |
リンクステータス |
ネットワークコントローラのリンク状態(アップ / ダウン / 不明)を表示します。 |
接続ステータス |
ネットワークコントローラの接続状態を表示します。 |
TOE 対応 |
TCP/IP オフロードエンジン(TOE)サポートが 「使用可能」 か 「不明」 かを示します。値が 「不明」 の場合、サーバから TOE 機能を取得できません。 |
TOE 有効 |
TCP/IP オフロードエンジン(TOE)サポートが 「有効」 か 「不明」 かを示します。値が 「不明」 の場合、サーバから TOE 有効時の機能を取得できません。 |
FCoE 対応 |
Fibre Channel over Ethernet が 「使用可能」 か 「不明」 かを示します。値が 「不明」 の場合、サーバから FCoE 機能を取得できません。 | メモ: この情報は VMware ESX および VMware ESXi システムでは利用できません。 |
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iSoE 対応 |
iSCSI オフロードエンジンサポートが 「使用可能」 か 「不明」 かを示します。値が 「不明」 の場合、サーバから iSOE 機能を取得できません。 | メモ: この情報は VMware ESX および VMware ESXi システムでは利用できません。 |
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NparEP 有効 |
ネットワークエンドポイントが有効か無効かを示します。 | メモ: この情報は、VMware ESXi システムでは使用できません。 |
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ドライバ名 |
ネットワークインタフェースのドライバ名を表示します。 |
ドライバイメージパス |
ネットワークインタフェース用のドライバが格納されている場所のパスを表示します。 |
ドライバー バージョン |
ネットワークインタフェース用のドライバのバージョン番号を表示します。 |
ファームウェアバージョン |
システムのファームウェアのバージョンを表示します。 | メモ: Broadcom の NIC では、Server Administrator によるアクセスが可能な場合、ファームウェアシリーズのバージョンが報告されます。Windows オペレーティングシステム上でファームウェアシリーズのバージョンがアクセス可能であれば、Server Administrator はファームウェアシリーズのバージョン、および NIC 用に使用できるファームウェアコンポーネントのバージョンを報告します。ファームウェアシリーズのバージョンが Windows オペレーティングシステム上でアクセスできない場合、Server Administrator は NIC 用に使用できるファームウェアコンポーネントのバージョンを報告します。ファームウェアシリーズのバージョンが Linux オペレーティングシステム上でアクセス可能であれば、Server Administrator は ファームウェアシリーズのバージョン、および NIC ドライバによって提供されるファームウェアバージョン値を報告します。ファームウェアシリーズのバージョンが Linux オペレーティングシステム上でアクセスできない場合、Server Administrator は NIC ドライバによって提供されるファームウェアバージョン値を報告します。Linux オペレーティングシステム上の NIC ドライバによって提供されるファームウェアバージョン値は、通常ブートコードバージョンの後にその他のファームウェアコンポーネントバージョンのひとつが追加されたものです。 |
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チーム情報
説明 |
チームインタフェースの名前を表示します。 |
ベンダー |
ベンダーの名前を表示します。 |
スロット名 |
仮想 / チームインタフェースのスロット名を [仮想] として表示します。 |
現在の MAC アドレス |
チームインタフェースのメディアアクセス制御(MAC)アドレスが表示されます。 |
リンクステータス |
チームインタフェースのリンク状態(アップ / ダウン)を表示します。 |
接続ステータス |
チームインタフェースの接続状態を表示します。 |
ドライバ名 |
チームインタフェースのドライバ名を表示します。 |
ドライバイメージパス |
チームインタフェース用のドライバが格納されている場所のパスを表示します。 |
ドライバー バージョン |
チームインタフェース用のドライバのバージョン番号を表示します。 |
チーム名 |
チームインタフェースの名前を表示します。 |
チームタイプ |
チームのタイプを表示します。チーミングの異なるタイプは次のとおりです。
- 不明
- スマートロード
- FEC/GEC 汎用トランキング
- 802.3ad Link Aggregation Control Protocol(LACP)を使用するリンクアグリゲーション
- Smart Load Balancing™ とフェイルオーバー(SLB)
- Smart Load Balancing™ (自動フェイルバック無効)
- アダプタフォルトトレランス
- 適応ロード バランシング
- 静的リンクアグリゲーション
- 動的リンクアグリゲーション
- スイッチフォルトトレランス
- ロード バランシング(ラウンドロビン)
- フォールトトレランス(アクティブバックアップ)
- ロード バランシング(XOR)
- フォールトトレランス(ブロードキャスト)
- IEEE 802.3ad 動的リンクアグリゲーション
- 転送時のロード バランシング
- フェイルセーフ
- 802.3ad 静的
- 802.3ad 動的
- スイッチ非依存型ロード バランシング
- フェールオーバー
- フェイルバック
- 802.3ad
- プライマリインタフェース上の静的チーミングモード(アドレスハッシュ)
- プライマリインタフェース上のスイッチ非依存モード(アドレスハッシュ)
- プライマリインタフェース上の LACP モード(アドレスハッシュ)
- プライマリインタフェース上の静的チーミングモード(HyperV ポート)
- プライマリインタフェース上のスイッチ非依存モード(HyperV ポート)
- プライマリインタフェース上の LACP モード(HyperV ポート)
- セカンダリインタフェース上の静的チーミングモード(アドレスハッシュ)
- セカンダリインタフェース上のスイッチ非依存モード(アドレスハッシュ)
- セカンダリインタフェース上の LACP モード(アドレスハッシュ)
- セカンダリインタフェース上の静的チーミングモード(HyperV ポート)
- セカンダリインタフェース上のスイッチ非依存モード(HyperV ポート)
- セカンダリインタフェース上の LACP モード(HyperV ポート)
- プライマリインタフェース上の静的チーミングモード(動的)
- プライマリインタフェース上の LACP モード(動的)
- プライマリインタフェース上のスイッチ非依存モード(動的)
- セカンダリインタフェース上の静的チーミングモード(動的)
- セカンダリインタフェース上の LACP モード(動的)
- セカンダリインタフェース上のスイッチ非依存モード(動的)
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インタフェースメンバ |
チーミングされているネットワークインタフェースカードの名前を表示します。 |
インターフェイス
説明 |
ネットワークインタフェース名を表示します。 |
タイプ |
ネットワークインタフェースのタイプを表示します(例:Ethernet)。 |
動作ステータス |
ネットワークインタフェースの動作状態を表示します。 |
管理状態 |
ネットワークインタフェースの管理状態を表示します。 |
Maximum Transmission Unit(最大転送単位) |
最大転送単位を表示します。これは、最も大きいパケットまたはフレームのサイズ(バイト単位)を表します。 |
速度 |
ネットワークインタフェースの速度を表示します。 |
DHCP サーバー |
ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル(DHCP)サーバーの IP アドレスを表示します。 |
デフォルトゲートウェイ |
デフォルトのゲートウェアアドレスを表示します。デフォルトゲートウェイは、お使いのネットワーク用のルータのアドレスを提供します。 |
IPv4 アドレス
IP アドレス |
IPv4 アドレスを表示します。 |
サブネットマスク |
サブネットマスクを表示します。これは、IP で使用される 32 ビットのアドレスマスクであり、サブネットアドレスのために使用される IP アドレスのビット数を示します。 | メモ: IPv6 アドレスを入力した場合は、サブネットマスクが表示されません。 |
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IPv6 アドレス
| メモ: Server Administrator が表示するのは、リンクローカルアドレスに加えて、あと 2 つのアドレスに限られます。 |
名前 |
アドレスの名前を定義します。これは、リンクローカル、IPv6 アドレス 1、または IPv6 アドレス 2 にすることができます。 |
IP アドレス |
IPv6 アドレスを表示します。 |
プレフィックス長 |
IPv6 アドレスのプレフィックス長を表示します。これは、ネットワーク番号を指定する IP アドレス内のビットの数です。 |
物理 / チームインタフェース受信統計
良フレーム |
ポートが受信した読み取り可能なフレームの合計数を表示します。 |
不良フレーム |
ポートが受信した読み取り不可能なフレームの合計数を表示します。 |
アライメントエラー |
特定のインタフェースが受信したフレームのうち、オクテットの整数でなく FCS チェックに合格しなかったものの数を表示します。 |
FCS エラー |
特定のインタフェースが受信したフレームのうち、FCS チェックに合格しなかったものの数を表示します。 |
長過ぎるフレーム |
フレームの最大許容サイズを超えたフレームの数を表示します。 |
内部 MAC 受信エラー |
内部 MAC 受信エラーにより受信が失敗したフレームの数を表示します。 |
物理 / チームインタフェース転送統計
良フレーム |
ポートが転送した読み取り可能なフレームの合計数を表示します。 |
不良フレーム |
ポートが転送した読み取り不可能なフレームの合計数を表示します。 |
シングルコリジョンフレーム |
単一のコリジョンにかかわったものの、その後正常に転送されたフレームを表示します。 |
マルチコリジョンフレーム |
複数のコリジョンが発生しているインタフェースを介して転送されたフレーム数を表示します。 |
延期された転送 |
媒体がビジー状態であったために延期された初回転送試行の数を表示します。 |
コリジョン |
フレームの送信時にコリジョンが一回以上発生したフレームの数を表示します。 |
遅れコリジョン数 |
フレームの送信時に遅れコリジョンが発生したフレームの数を表示します。 |
過度のコリジョン |
過度のコリジョンが原因で失敗した転送の回数を表示します。 |
キャリアセンスエラー |
送信中にキャリアセンスが失われた回数を表示します。 |
内部 MAC 転送エラー |
内部 MAC 転送エラーにより受信が失敗したフレームの数を表示します。 |
インタフェース受信統計
バイト |
インタフェースが受信したオクテットの合計数(フレーミングキャラクタを含む)を表示します。 |
パケット総数 |
受信したパケットの合計数を表示します。 |
ユニキャストパケット |
マルチキャストまたはブロードキャストアドレスにアドレス指定されなかった着信パケットの数を表示します。 |
マルチキャストパケット |
受信したマルチキャストパケットの数を表示します。 |
ブロードキャストパケット |
受信したブロードキャストパケットの数を表示します。 |
破棄パケット |
廃棄された着信パケットの数を表示します。 |
エラーパケット |
エラーを含む着信パケットの数を表示します。 |
不明プロトコルパケット |
不明または未対応プロトコルのために破棄されたパケットの数を表示します。 |
インタフェース転送統計
バイト |
インタフェースから転送されたオクテットの数を表示します。 |
パケット総数 |
転送されたパケットの合計数を表示します。 |
ユニキャストパケット |
マルチキャストまたはブロードキャスト アドレスにアドレス指定されなかったアウトバウンド パケットの数を表示します。 |
破棄パケット |
廃棄されたアウトバウンド パケットの合計数を表示します。 |
エラーパケット |
エラーのために転送されなかったアウトバウンド パケットの数を表示します。 |
キュー長 |
出力キューの長さを表示します。 |