ファームウェアアップデートウィザードの実行

この機能が使用できるのは、iDRAC Express または Enterprise カードが装備された第 11 および 12 世代の Dell サーバーのみです。お使いのファームウェアが 2010 年 10 月 14 日以降にインストールされた場合、ファームウェアアップデートウィザードを使用してファームウェアバージョンを自動的にアップデートすることができます。

ファームウェアアップデートウィザードを実行するには、次の手順を行います。

  1. vSphere クライアント > Dell Server Management タブ > ホスト情報 で、ファームウェア > ファームウェアアップデートの実行 とクリックします。

  2. ファイルから単一のファームウェアアップデートをロード オプションを使用するには、次の手順を行います。

    1. 次の形式でファイルパスを入力します。

      CIFS: \\<ホストがアクセスできる共有パス>\<ファイル名>.exe or NFS: host:/share/filename.exe
    2. NFS がある場合、手順 7 に進んでください。それ以外の場合は ユーザー名 および パスワード を、共有ドライブにアクセスできるドメイン形式で入力します。

    3. 手順 7 に進みます。

    このオプションのかわりに リポジトリからアップデート オプションを使用するには、次の手順を行います。

    1. リポジトリからアップデート を選択します。

    2. ftp.dell.com へのネットワーク接続があることを確認します。

    3. 次へ をクリックします。

  3. お使いのホスト向けのバンドルを選択し、次へ をクリックします。

  4. 使用するファームウェアアップデートを選択し、次へ をクリックします。ダウングレード、すでに最新、または現在アップデート用にスケジュール済みのコンポーネントは選択不可になっています。コンポーネントのダウングレードを許可 チェックボックスを選択する場合は、ダウングレードとしてリストされているオプションを選択します。このオプションの選択は、ファームウェアのダウングレードによる影響を理解している上級ユーザーのみにお勧めします。

  5. 希望する再起動オプションを選択します。

    • メンテナンスモードにしてアップデートを適用し、再起動する。

      ホストがメンテナンスモードになります。ホストをメンテナンスモードにできない場合は、ホストは再起動されず、アップデートは次回の再起動で適用されます。アップデート後にメンテナンスモードを終了するには、ファームウェアアップデート完了後にメンテナンスモードを終了 チェックボックスを選択します。

    • 次回の再起動でアップデートを適用する。

      サービスの中断を避けるため、再起動前にホストをメンテナンスモードにすることが推奨されます。

    • メンテナンスモードにせずにアップデートを適用し、再起動を強制する。

      -アップデートが適用され、ホストがメンテナンスモードでなくても再起動が行われます。この方法は推奨されません。

  6. 終了 をクリックします。

  7. アップデートが正常に行われたことを確認するには、Dell Management Center で ジョブキュー > インベントリ履歴 > 今すぐ実行と選択し、 Dell Management Center 概要 ページで新しいバージョンを確認します。