古いファームウェアバージョンのアップデート
ファームウェアアップデートウィザードを実行するには、ファームウェアは最低必須レベルでなければなりません。最低必須レベルになっていない場合、ファームウェアアップデートウィザードを実行する前にファームウェアをアップデートするオプションが提供されます。通常、2009 年 7 月 29 日より前にインストールされたファームウェアでは、ISO ファイルをダウンロードして実行する必要があります。「ファームウェアのアップデート」を参照してください。2009 年 7 月 29 日 から 2010 年 10 月14 日の間にインストールされたファームウェアでは、OpenManage Integration for VMware vCenter から自動的にインストールされる ISO バンドルが提案されます。2010 年 10 月 14 日以降インストールされたファームウェアの場合は、ファームウェアアップデートウィザードを実行できます。ファームウェアのアップデートはホストの OpenManage Integration タブの vSphere クライアントで実行できます。リポジトリを設定するには 「ファームウェアリポジトリの設定」を参照してください。
古いファームウェアバージョンをアップデートするには、以下を行います。ホスト処置にある OpenManage Integration タブの vSphere クライアントで、ファームウェアアップデートウィザードの実行 をクリックします。
ホストのファームウェアがウィザードを実行するには低過ぎるバージョンの場合、アップデートが必要ダイアログが表示されます。ISO ファイルをダウンロードして実行するか、アップデートのバンドルを実行するよう指示されます。アップデートが必要ダイアログボックスで、次のいずれかを行います。
- ファームウェアのアップデート後に自動的に保守モードを終了するには、ファームウェアアップデートの完了後にメンテナンスモードを終了チェックボックスを選択します。
- マシンをクラスタに戻す前に検査またはテストするため、保守モードに入る場合は、このチェックボックスをマークしないでください。
アップデートをクリックします。
成功ダイアログボックスがアップデート実行中であることを示します。
ファームウェアアップデートの完了後にメンテナンスモードを終了チェックボックスを選択していた場合、ファームウェアアップデートはホストを保守モードにして、自動的に再起動されます。そうでない場合は、保守モードにとどまります。アップデートの進捗を見るには、vSphere クライアントの 最近のタスクエリアを参照してください。
この手順の後、ファームウェアアップデートウィザードを再度実行し、ファームウェアを完全にアップデートします。