OpenManage Integration for VMware vCenter

クラスタおよびデータセンターのためのファームウェアアップデートウィザードの実行

この機能は、iDRAC Express または Enterprise カードのいずれかを装備した第 11 世代以降のデルサーバーにのみ使用できる機能です。お使いのファームウェアが 2010 年 10 月 14 日以降にインストールされた場合は、ファームウェアアップデートウィザードを使用してファームウェアバージョンを自動でアップデートできます。このウィザードは、接続プロファイルの一部であり、ファームウェア、CSIOR ステータス、ハイパーバイザ、および OMSA ステータス(第 11 世代サーバーのみ)面で適合するホストのみをアップデートします。お使いのホストがリストされていない場合は、OpenManage Integration for VMware vCenter から vSphere ホスト向け対応ウィザードを実行するか、ホストとクラスタビューからリストされていないホストを選択してファームウェアアップデートウィザードを使用します。各ホストのファームウェアコンポーネントのアップデートは通常 30 分から 60 分かかります。クラスタで DRS を有効化して、ファームウェアアップデートプロセス中にホストがメンテナンスモードに入る / 終了するときに仮想マシンを移行できるようにします。ファームウェアアップデートタスクは、一度に 1 つしかスケジュールまたは実行できません。

ウィザードからエクスポートする場合は、CSV へのエクスポートボタンを使用します。特定のクラスタ、データセンター、ホスト、またはデータグリッドからの任意のトピックアイテム(適用日を除く)を探すため、検索を使用できます。

メモ: ファームウェアは常に、リポジトリバンドル(BIOS、iDRAC、および Lifecycle Controller)の一部として一緒にアップデートするようにしてください。

メモ: デフォルトタイムアウト設定の変更についての情報は、『User’s Guide』(ユーザーズガイド)の「How Come I see an Error Message Displayed After Clicking the ファームウェア アップデート Link」(ファームウェアアップデートリンクをクリックした後にエラーメッセージが表示される理由)の項を参照してください。

ファームウェアアップデートジョブは、ジョブキューページからステータスの表示および管理を行うことができます。「クラスタおよびデータセンターのためのファームウェアアップデートステータスの表示」を参照してください。

  1. インベントリ 見出しの vSphere クライアントホストとクラスタ を選択します。

  2. ホストとクラスタ のツリービューで、データセンターまたはクラスタを選択し、次に OpenManage Integration タブを選択します。

  3. ファームウェアのアップデート をクリックします。

    このリンクが有効ではない、またはオプションをクリックするとポップアップメッセージが表示される場合は、進行中またはスケジュール済みのファームウェアアップデートジョブが存在します。ダイアログボックスを閉じて、待機してから後ほど再試行してください。ジョブキューのファームウェアアップデートジョブタブで、すべてのジョブのステータスを表示します。
  4. ウィザードに進む前に、ようこそページでアップデートについての情報を確認します。

  5. 次へ をクリックします。

  6. ファームウェアインベントリ ページで、既にシステムにインストール済みのコポーネントを確認します。

  7. 次へ をクリックします。

  8. アップデートされたバンドルの選択ページで、チェックボックスを使ってアップデートバンドルを選択します。

  9. 次へ をクリックします。

  10. アップデートするシステム / コンポーネントの選択ページで、チェックボックスを使用してアップグレードまたはダウングレードするコンポーネントを選択します。ダウングレードする場合は、コンポーネントのダウングレードを許可する チェックボックスを選択します。

    メモ: すべてのコンポーネントを選択しても一部が未選択のままである場合は、これらのコンポーネントにアップグレードがないことを意味します。これらのコンポーネントはダウングレードのために選択することができます。
  11. 次へ をクリックします。

  12. ファームウェアアップデート情報ページで、アップグレードまたはダウングレード用に選択したコンポーネントを確認します。

  13. 次へ をクリックします。

  14. ファームウェアアップデートのスケジュールページにあるジョブ名で、次を行います。

    1. ファームウェアアップデートジョブ名テキストボックスに ファームウェアアップデートジョブ名 を入力します。

      これは必須フィールドです。入力されなかった場合は、アップグレードはスケジュールされません。すでに使用されている名前は使わないでください。この名前をパージすれば、再度使用することができます。
    2. ファームウェアアップデート説明に 説明 を入力します。

  15. ジョブスケジュールで、次のいずれかを行います。

    メモ: オプションの選択は必須です。何も選択されていないと、アップグレードがブロックされます。
    • 今すぐアップデートジョブを実行する場合は、今すぐアップデート をクリックして 終了 をクリックします。

    • アップデートジョブを後で実行する場合は、アップデートのスケジュール をクリックして、次を行います。

      1. カレンダーボックスで 月と日 を選択します。

      2. 時刻テキストボックスに HH:MM 形式で 時刻 を入力し、終了 をクリックします。

        メモ: この時刻は、お使いのクライアントが物理的に存在している場所のローカルタイムゾーンです。無効な時刻値はアップデートがブロックされる原因になります。