iDRAC のリセット
iDRAC は OpenManage Integration for VMware vCenter からの要求に応答しなくなることがあります。この状態から回復する唯一の方法は iDRAC をリセットすることです。iDRAC リセットは iDRAC の正常再起動を行います。この再起動ではホストは再起動されません。リセット実行後は、iDRAC が使用可能状態に戻るまで 1~2 分かかります。
iDRAC の再起動中、次の状況が生じる場合があります。
OpenManage Integration for VMware vCenter が正常性ステータスを取得する間に遅延または通信エラーが発生する。
iDRAC とのオープンセッションがすべて閉じられる。
iDRAC 用の DHCP アドレスが変更される。iDRAC が IP アドレスに DHCP を使用する場合、IP アドレスが変更される可能性があります。これが発生した場合、ホストインベントリジョブを再実行して、インベントリデータ内の新規 iDRAC IP を取得します。
メモ: iDRAC のソフトリセットでは iDRAC を元の再利用可能な状態に戻せない場合があります。ハードリセットが必要な場合があります。ハードリセットを実行するには、サーバーでサーバーの電源を切り、電源ケーブルを取り外し、2 分待ってからケーブルを接続してみてください。iDRAC のリセットの詳細に関しては、お使いのバージョンの iDRAC ユーザーズガイドを参照してください。
メモ: Dell では、iDRAC をリセットする前にホストをメンテナンスモードにすることを推奨します。
インベントリの見出しの下の vSphere クライアントで、ホストとクラスタを選択します。
ホストとクラスタ からツリービューのホストシステムを選択し、OpenManage Integration タブを選択します。
ホストアクション で、iDRAC リセット を選択します。
iDRAC リセットダイアログボックスで、iDRAC リセットを続行 を選択し、OK をクリックします。