ディスクキャッシュポリシー

お使いのコントローラーがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。

メモ: ディスク キャッシュ ポリシー機能は、ディスク ドライブの書き込みキャッシュのみを管理する場合に使用できます。

ディスク キャッシュ ポリシー機能は、PERCハードウェア コントローラーに接続されている非RAID SAS/SATA物理ディスク(HDD)、およびソフトウェアRAIDコントローラーに接続されているRAID SAS/SATA物理ディスクでサポートされます。この機能は、コントローラーモードに依存しないため、コントローラー RAID または HBA モードで実行中でも通常とおり機能します。

[ディスクキャッシュポリシー] を有効にして、仮想ディスクのすべてのメンバーの物理ディスクキャッシングポリシーを設定します。この機能が有効の場合、物理ディスクは物理ディスクキャッシュにデータを書き込んでから物理ディスクに書き込みます。ディスクに書き込むよりキャッシュに書き込む方が処理が速いため、この機能を有効にするとシステムの性能が向上します。

PERC ハードウェアコントローラーに接続されている非 RAID ディスクのディスクキャッシュポリシーのオプションは、次のとおりです。

  • [有効][ディスクキャッシュポリシー]は有効です。
  • [無効][ディスクキャッシュポリシー]は無効です。
  • [変更なし] — ディスクはデフォルトの書き込みキャッシュモードを使用します。
    メモ:  変更なしオプションを使用できるのは、最新バージョンのファームウェアが適用されたPERC 9以降のハードウェア コントローラーのみです。
    メモ: 物理ディスクのディスクキャッシュポリシー設定を工場 出荷時のデフォルト設定に復元したい場合は、サーバーを再起動する必要があります。
ソフトウェアRAIDコントローラーに接続されているRAIDディスクのディスク キャッシュ ポリシーのオプションは、次のとおりです。
  • [デフォルト] — ディスクはデフォルトの書き込みキャッシュモードを使用します。
  • [有効][ディスクキャッシュポリシー]は有効です。
  • [無効][ディスクキャッシュポリシー]は無効です。
  • [不整合] —- 仮想ディスク内のすべての物理ディスクでディスクキャッシュポリシーが統一されていません。たとえば、仮想ディスクが 3 台の物理ディスクで構成されている場合、最初の物理ディスクのディスクキャッシュポリシーは [有効]、2 台目の物理ディスクは [無効]、3 台目の物理ディスクは [デフォルト] です。次に、仮想ディスクに対するディスクキャッシュポリシーの状態が [不整合] と表示されます。
メモ: SATA ドライブベースの仮想ディスクでは、[ディスクキャッシュポリシー]のデフォルト設定は [有効]になっており、SAS ドライブベースの仮想ディスクでは [無効]になっています。