OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

システムロックダウンモードの設定

このタスクについて

システムロックダウンモード設定は、第 14 世代 PowerEdge サーバの iDRAC で使用できます。この設定をオンにするとファームウェアアップデートなどのシステム構成がロックされます。この設定は、システムが誤って変更されないようにするためのものです。管理対象のホストのシステムロックダウンモードは、OMIVV アプライアンス、または iDRAC コンソールを使用してオンまたはオフにすることができます。OMIVV バージョン 4.1 以降から、サーバで iDRAC のロックダウンモードを設定および監視することができます。また、ロックダウンモードを有効にするには、iDRAC にエンタープライズライセンスが必要です。
メモ: シャーシプロファイルによって管理されるホストのシステムロックダウンモードは、ユーザーが変更することはできません。

ホストまたはクラスタレベルで、ホストまたはクラスタをロック / ロック解除することでシステムロックダウンモードを設定できます。システムロックダウンモードがオンの場合は、次の機能が制限されます。

  • すべての設定タスク(ファームウェアアップデート、OS の展開、システムイベントログの削除、iDRAC のリセット、iDRAC トラップ送信先の設定など)。
ホストまたはクラスタレベルでホストまたはクラスタのシステムロックダウンモードを設定するには、次の手順を実行します。

手順

  1. システムロックダウンモードの設定ウィザードを起動するには、次のいずれかのサブステップを実行します。

    1. ナビゲータ ペインで ホストとクラスタ をクリックし、ホストまたはクラスタを選択して右クリックし、アクション ドロップダウンリストをクリックしてから、すべての OpenManage Integration アクション > システムロックダウンモードの設定 の順に選択します。

    2. OpenManage Integration で、ホスト または クラスタ ページをクリックして、ホストまたはクラスタを選択し右クリックするか、ホストまたはクラスタを選択し、アクション ドロップダウンリストをクリックしてから、すべての OpenManage Integration アクション > システムロックダウンモードの設定 の順に選択します。

    3. ナビゲータ ペインで、ホストを選択し、サマリ > OMIVV ホスト情報 > システムロックダウンモードの設定 の順にクリックします。

    4. ナビゲータ ペインで、ホストまたはクラスタを選択し、監視 > OMIVV ホスト情報 > ファームウェア > システムロックダウンモードの設定 の順にクリックします。

  2. システムロックダウンモードを有効にする場合は オンにする オプションを選択し、無効にする場合は オフにする を選択します。

  3. 適用 をクリックします。

PowerEdge サーバの第 11 世代から第 13 世代でシステムロックダウンモードを設定しようとすると、このプラットフォームではシステムロックダウンモードがサポートされていないことを通知するメッセージが表示されます。

次の手順

システムロックダウン設定の完了後、ロックダウンモードの最新の状態を ジョブキュー ページで確認できます。ロックダウンモードのジョブキュー情報は、クラスタレベルでのみ有効です。ジョブキュー ページにアクセスするには、OpenManage Integration で、監視 > ジョブキュー > システムロックダウンモードジョブ の順に選択します。システムロックダウンモードの詳細については、iDRAC のマニュアルを参照してください。