OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

ホストサマリ詳細の表示

このタスクについて

個々のホストのホストサマリ詳細は、ホストサマリ ページで表示できます。そのうちの 2 つが OpenManage Integration for VMware vCenter に適用されます。2 つのポートレットとは次のものです。
  • OMIVV ホストの正常性
  • OMIVV ホスト情報

これら 2 つのポートレットは希望する位置にドラッグ & ドロップすることができ、要件に応じて 2 つのポートレットを他のポートレットと同様にフォーマットおよびカスタマイズすることができます。ホストサマリ詳細を表示するには、次の手順を実行します。

手順

  1. OpenManage Integration for VMware vCenter の ナビゲータ ペインで、ホスト をクリックします。

  2. オブジェクト タブで、確認したい特定のホストを選択します。

  3. サマリ タブをクリックします。

  4. ホストサマリの詳細を表示します。

    表1. ホストサマリ情報
    情報説明
    代替システムステータスエリアの下、ポートレットの前にある黄色のボックスに OpenManage Integration for VMware vCenter に対するアラートが表示されます。
    タスクトレイ右側パネルエリアに Dell 製品の統合情報が表示されます。次の情報が表示されます。
    • 最近のタスク
    • 進行中の作業
    • アラーム
    タスクトレイポートレットに Dell のアラーム情報が表示されます。

  5. スクロールダウンすると、OMIVV の Server Management ポートレットが表示されます。

    表2. OMIVV Server Management ポートレット
    情報説明
    サービスタグPowerEdge サーバのサービスタグを表示します。この ID は、サポートに電話をする際に使用します。
    モデル名サーバのモデル名を表示します。
    耐障害性メモリBIOS 属性のステータスを表示します。BIOS 属性は、サーバの初回セットアップ中に BIOS で有効化され、サーバのメモリ動作モードを表示します。メモリ動作モード値を変更するときはシステムを再スタートします。これは、耐障害性メモリ(FRM)オプションをサポートし、ESXi 5.5 以降のバージョンを実行する PowerEdge サーバの第 12 世代以降で適用されます。BIOS 属性の値は次の 4 つです。
    • 有効かつ保護状態:この値は、システムがサポートされており、オペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 以降であり、BIOS のメモリ操作モードが FRM に設定されていることを示します。
    • NUMA が有効かつ保護状態:この値は、システムがサポートされており、オペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 以降で、BIOS のメモリ動作モードが NUMA に設定されていることを示します。
    • 有効かつ非保護状態:この値はオペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 未満のシステムをサポートすることを示しています。
    • 無効:この値は、どのオペレーティングシステムのバージョンのシステムでもサポートし、BIOS のメモリ操作モードは FRM に設定されていないことを示します。
    • ブランク:BIOS のメモリ操作モードがサポートされていない場合、FRM 属性が表示されません。
    システムロックダウンモード第 14 世代 PowerEdge サーバ用の iDRAC ロックダウンモードのステータスを表示します。閉じられたロックは iDRAC ロックダウンモードがオンになっていることを示し、開かれたロックは iDRAC ロックダウンモードがオフになっていることを示します。
    ID

    次が表示されます:

    • ホスト名 — OMIVV 管理ホストの名前を表示します
    • 電源状態 — 電源がオンかオフかが表示されます
    • iDRAC IP — iDRAC の IP アドレスが表示されます
    • 管理 IP — 管理 IP アドレスが表示されます
    • 接続プロファイル — このホストの接続プロファイル名が表示されます
    • モデル — Dell EMC サーバのモデルが表示されます
    • サービスタグ — サーバのサービスタグが表示されます
    • 資産タグ — 資産タグが表示されます
    • 保証残日数 — 保証の残りの日数が表示されます
    • 最終インベントリスキャン — 最終インベントリスキャンの日付と時刻が表示されます
    ハイパーバイザー & ファームウェア

    次が表示されます:

    • ハイパーバイザー — ハイパーバイザーのバージョンが表示されます
    • BIOS バージョン — BIOS バージョンが表示されます
    • リモートアクセスカードバージョン — リモートアクセスカードバージョンが表示されます
    管理コンソール管理コンソールを使って以下のような外部システム管理コンソールを起動します。
    • Remote Access Console(iDRAC)の起動 — integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブユーザーインタフェースを起動します。
    • OMSA コンソールの起動 — OMSA コンソールを起動して OpenManage Server Administrator ユーザーインタフェースにアクセスします。
    ホストアクションさまざまな間隔で点滅するように、物理サーバを設定します。 インジケータライトの点滅 を参照してください。

  6. OMIVV ホストの正常性ポートレットを表示します。

    表3. OMIVV ホストの正常性
    情報説明
    OMIVV ホストの正常性コンポーネントの正常性は、すべての主要なホストサーバコンポーネントのステータスを図式で表したものです。サーバグローバルステータス、サーバ、電源装置、温度、電圧、プロセッサ、バッテリ、イントルージョン、ハードウェアログ、電源管理、電源とメモリがあります。シャーシの正常性パラメータは、VRTX バージョン 1.0 以降、M1000e バージョン 4.4 以降のモデルに適用されます。バージョン 4.3 より前のバージョンでは、2 つの正常性インジケータのみが表示され、それらは 正常 および 警告または重大(逆三角形にオレンジ色の感嘆符)となります。全般的な正常性は、正常性パラメータが最も少ないシャーシに基づいた正常性を示します。以下のオプションがあります。
    • 正常(緑色のチェックマーク) — コンポーネントは通常通りに動作中
    • 警告(黄色の三角に感嘆符)— コンポーネントには重大でない不具合があります。
    • 重要(赤い X 印)— コンポーネントには重大な障害があります。
    • 不明(疑問符)— コンポーネントステータスは不明です。

    例えば、正常記号が 5 つ、警告記号が 1 つある場合には、全般的な正常性は警告として表示されます。
    メモ: 電源モニタリング情報は、ケーブル接続された PSU またはモジュラーサーバのホストでは使用できません。