OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

MX7000X シャーシの管理

MX7000X シャーシの管理方法は、M1000e、VRTX、および FX2 などの他の Dell EMC シャーシの管理とは異なります。

管理モジュールと iDRAC 用のパブリック IP を持つスタンドアロンモードの MX シャーシを管理できます。また、1 つのリードと複数メンバーに対応するマルチシャーシ管理(MCM)モードで MX シャーシを設定することができます。

Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular は、有線 MCM グループをサポートしています。有線タイプでは、シャーシは、管理モジュールの冗長ポートを介してデイジーチェーン接続されます。グループ作成用に選択したシャーシは、少なくとも 1 つのシャーシにデイジーチェーン接続される必要があります。シャーシグループの作成に関する詳細については、dell.com/support で『Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Edition Version 1.00.00 for PowerEdge MX Chassis User's Guide』(PowerEdge MX シャーシ向け Dell EMC OpenManage Enterprise-Modular Edition バージョン 1.00.00 ユーザーズガイド)を参照してください。

MX シャーシ内のサーバは 2 つの方法で管理できます。

  1. 接続プロファイルを使用してサーバを管理する:すべての機能がサポートされた、サーバ管理に関する標準かつ推奨の方法です。この場合、シャーシは、MX ホストインベントリが完了した後にのみ検出されます。接続プロファイルの作成に関する詳細については、「接続プロファイルの作成」を参照してください。
  2. シャーシプロファイルを使用してサーバを管理する:シャーシプロファイルを使用したホストの管理を選択した場合、インベントリ、モニタリング、ファームウェア、およびドライバのアップデートなど、OMIVV 機能がサポートされます。シャーシプロファイルを使用してシャーシおよびホストを管理する方法の詳細については、「統合シャーシ管理 IP を使用したシャーシおよびホストの管理」を参照してください。

メモ: iDRAC の IPv4 アドレスが無効になっている場合は、シャーシプロファイルを使用してサーバを管理することをできます。シャーシプロファイルを使用してサーバを管理する場合は、次の OMIVV 機能はサポートされません。
  • iDRAC ロックダウンモード
  • このサーバを参照サーバとして使用し、システムプロファイルとハードウェアプロファイルをキャプチャする機能
  • OS 導入
  • CSIOR ステータスの取得または更新
  • サーバ設定のコンプライアンス
メモ: パブリック IPv4 iDRAC IP を持つホストは、シャーシプロファイルを使用して管理することも可能です。ただし、上記に表示した機能が利用できないため、お勧めしません。