vSphere ホストの対応性のレポートおよび修正
前提条件
- ホストが接続プロファイルに割り当てられていない。
- 再起動時にシステムインベントリを収集(CSIOR)が無効化されている、または実行されたことがないので手動の再起動が必要。メモ: ホストがシャーシを使用して管理されている場合、CSIOR のステータスは判別されません。
- OMSA エージェントがインストールされていない、古い、または正しく設定されていません。第 11 世代サーバに OMSA をインストールまたはアップデートする場合は、ESXi ホストの再起動が必要です。
- ホストの SNMP トラップ送信先が、OMIVV アプライアンスの IP アドレスに設定されていません。SNMP トラップ送信先の障害は、iDRAC または接続プロファイルで提供されるホストの資格情報が無効な場合、または iDRAC に空きのスロットがない、iDRAC ロックダウンモードがオンになっている(第 14 世代ホストでのみ)場合に発生します。
- OMIVV は、ESXi 6.5 を実行しているホスト上の WBEM のサービスの有効化に失敗します。
このタスクについて
- CSIOR ステータス修正:
ホストで CSIOR が実行されたことがない場合、CSIOR はホストで オン と設定され、ホストはメンテナンスモードに入り、再起動されます。
- OMSA がインストールされていないホストの場合、または OMSA のサポート対象外のバージョンを実行している場合は、次のようになります。
- OMSA がホストにインストールされます。
- ホストは、メンテナンスモードに入り、再起動されます。
- 再起動が完了すると、変更が有効になるように OMSA が設定されます。
- ホストはメンテナンスモードを終了します。
- インベントリが実行され、データが更新されます。
- OMSA ステータスについては、サポート対象バージョンの OMSA の修正がインストールされていますが、次のように設定する必要があります。
- OMSA がホストにインストールされます。
- インベントリが実行され、データが更新されます。
非対応ホストを表示および修正するには、次の手順を実行します。
手順
OpenManage Integration for VMware vCenter の 管理 タブで、 をクリックします。
vSphere ホスト ページで、非対応ホストのリストを表示します。
ホスト IP またはホスト名、モデル、接続プロファイル、CSIOR ステータス、OMSA ステータス、WBEM ステータス、SNMP トラップステータス、ハイパーバイザー、および iDRAC ライセンスのステータスとともに非対応ホストをリストする表が表示されます。
非対応ホストの詳細を表示するには、非対応ホストを選択します。
表内で列を置き換えるには、データグリッド内で行をドラッグアンドドロップします。
非対応ホストを修正するには、非対応 vSphere ホストの修正 をクリックします。
非対応 vSphere ホストの修正 ウィザードが起動します。これはダイナミックウィザードで、選択した非対応ホストに関連したページのみが表示されます。
選択したすべての非対応ホストは CSIOR 対応です。ウィザードで、CSIOR をオンにする ページを表示できます。非対応 vSphere ホストの修正 ウィザードの ようこそ ページで 次へ をクリックします。
対応性を修正する vSphere ホストの選択ウィザード ページで、解決したいホストのチェックボックスを選択します。
メモ: iDRAC IPv4 が無効になっている MX シャーシに存在するホストは、シャーシプロファイルを使用して管理する必要があります。これらのホストをシャーシプロファイルに関連付けるには、シャーシ概要 ページの MX シャーシの追加 を使用してシャーシを追加し、そのシャーシをシャーシプロファイルに関連付ける必要があります。次へ をクリックします。
接続プロファイルに割り当てられていない選択されたホストがあると、警告メッセージが表示され、コンプライアンスウィザードを続行するか、対応性を修正 ウィザードをキャンセルするかを尋ねるプロンプトが表示されます。接続プロファイルの非対応を修正するには、次のいずれかを実行します。- 接続プロファイルが割り当てられていないホストをコンプライアンスウィザードから除外するには、コンプライアンスウィザードを続行 をクリックします。
- ウィザードを終了して、接続プロファイル ページからシステムを修正するには、キャンセル をクリックします。「接続プロファイルの作成」を参照してください。接続プロファイルを作成した後、ウィザードに戻ることができます。
警告メッセージに対して コンプライアンスウィザードを続行 をクリックした場合、CSIOR をオンにする ウィンドウで、選択されたホストの CSIOR を起動するチェックボックスを選択します。
次へ をクリックします。
OMSA の修正ウィンドウで、選択されたホストの OMSA を解決するチェックボックスを選択します。
次へ をクリックします。
ホストの再起動 ウィンドウで、再起動する必要のある ESXi ホストを表示します。
OMSA をインストールまたはアップデートする場合は、ESXi ホストの再起動が必要です。さらに、CSIOR を実行したことがないホストでも再起動が必要です。次のうちのいずれか 1 つを実行してください。
- 自動的にホストをメンテナンスモードにして、必要なときに再起動するには、ホストを自動的にメンテナンスモードに切り替えて、必要に応じて再起動する チェックボックスを選択します。
- 手動で再起動する場合、OMSA をインストールした後、ホストを再起動し、ホストが稼働したら、手動でまたはコンプライアンスウィザードを使用して OMSA を設定します。OMSA が設定されていない場合、再度インベントリを実行します。「インベントリジョブの実行」を参照してください。
次へ をクリックします。
概要 ウィンドウで、非対応ホストで行われるアクションを確認します。
概要 ページのアクションが適用されるには、手動再起動が必要です。終了 をクリックします。
WBEM 非対応ホストが存在する場合は、WBEM サービスの有効化に失敗する原因となるそれらのホストの状態を手動で修正してください。ユーザーログでそれらを表示し、インベントリ中に OMIVV によってそれらのホストの WBEM のサービスを有効にすることによってエラー状態を修正することができます。
vSphere ホスト用の iDRAC ライセンス対応の修正
このタスクについて
手順
OpenManage Integration for VMware vCenter の 管理 タブで、 をクリックします。
iDRAC ライセンスのステータス が 非対応 のホストを選択します。
ライセンスが古い場合、iDRAC ライセンスの購入 / 更新 をクリックします。
Dell ライセンス管理 ページにログインし、新しい iDRAC ライセンスにアップデートまたは購入します。
このページの情報を使って、iDRAC を識別およびアップデートします。iDRAC ライセンスのインストール後、vSphere ホスト用にインベントリジョブを実行し、対応する必要のあるホストに対してインベントリジョブが正常に完了した後で、このページに戻ります。