Dell OpenManage Integration for VMware vCenter

初期設定ウィザードを使用した新規接続プロファイルの作成

接続プロファイルは、仮想アプライアンスが Dell サーバーと通信するのに使用する iDRAC およびホスト資格情報を保存します。各 Dell サーバーは、OMIVV によって管理される接続プロファイルに関連付けらている必要があります。複数のサーバーを 1 つの接続プロファイルに割り当てることができます。接続プロファイルは、設定ウィザードを使って作成することも OpenManage Integration for VMware vCenter > 設定 から作成することもできます。

iDRAC とホストには Active Directory の資格情報を使用してログインすることができます。

メモ: 接続プロファイルに Active Directory 資格情報を使用する前に、Active Directory ユーザーのアカウントに存在しており、iDRAC とホストがActive Directory ベースの認証のために設定されている必要があります。
メモ: Active Directory 資格情報は iDRAC とホストの両方に使用することも、アクティブディレクトリ資格情報を別途設定することもできます。ユーザー資格情報は、管理者権限を持っている必要があります。
メモ: 追加されたホストの数が接続プロファイルの作成に対するライセンス制限を超過する場合は、接続プロファイルを作成できません。

設定ウィザードを使用する新規接続プロファイルの作成には、以下を行います。

  1. 接続プロファイルの説明 ページで、次へ をクリックします。

  2. 名前と資格情報 ページで、接続プロファイル名 と、オプションの 接続プロファイルの説明 を入力します。

  3. 名前と資格情報 ページの iDRAC 資格情報 で、次のいずれかを実行します。

    メモ: iDRAC アカウントには、ファームウェアのアップデート、ハードウェアプロファイルの適用、およびハイパーバイザの展開に管理者権限が必要です。
    • 使用する Active Directory 用に iDRAC の設定および有効化が Active Directory ですでに行われている場合は、Active Directory を使用する を選択します。それ以外は、iDRAC 資格情報の設定に進みます。

      • Active Directory ユーザー名 に、ユーザー名 を入力します。ユーザー名 には、ドメイン/ユーザー名 または ユーザー名@ドメイン のいずれかの形式で入力してください。ユーザー名は 256 文字に制限されています。ユーザー名の制限については、Microsoft Active Directory マニュアルを参照してください。

      • Active Directory パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。

      • パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。

      • 次のいずれかの手順を実行します。

        • iDRAC 証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行うには、証明書チェックを有効にする を選択します。
        • iDRAC 証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。
    • Active Directory なしで iDRAC 資格情報を設定するには、次のいずれかを行います。

      • ユーザー名 にユーザー名を入力します。ユーザー名は 16 文字に制限されています。お使いのバージョンの iDRAC におけるユーザー名の制限についての情報は、iDRAC マニュアルを参照してください。

      • パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 20 文字に制限されています。

      • パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。

      • 次のいずれかの手順を実行します。

        • iDRAC 証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行うには、証明書チェックを有効にする を選択します。

        • iDRAC 証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。

  4. ホストのルート エリアで、次のいずれかを実行します。

    • 使用する Active Directory 用にホストの設定および有効化が Active Directory ですでに行われている場合は、Active Directory を使用する を選択します。それ以外は、ホスト資格情報 を設定します。

      • Active Directory ユーザー名ユーザー名 を入力します。ユーザー名は、ドメイン/ユーザー名、または ユーザー名@ドメイン のいずれかの形式で入力してください。ユーザー名は 256 文字に制限されています。

        ホストユーザー名とドメインの制限については、次を参照してください。

        ホストユーザー名要件

        1. 1~64 文字長

        2. 印刷可能文字

        3. 無効な文字:" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > @

        ホストドメイン要件
        1. 1~64 文字長

        2. 最初の文字はアルファベットであることが必須

        3. スペースは使用不可

        4. 無効な文字:" / \ : | , * ? < > ~ ! @ # $ % ^ & ' ( ) { } _

      • Active Directory パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。

      • パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。

      • 次のいずれかの手順を実行します。

        • ホスト証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行うには、証明書チェックを有効にする を選択します。

        • ホスト証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。

    • Active Directory なしでホスト資格情報を設定するには、次のいずれかを行います。

      • ユーザー名 にあるユーザー名は root です。これはデフォルトの ユーザー名 で、変更することはできませんが、Activate Directory が設定されている場合、root に限らず任意の Active Directory ユーザー名を選択することができます。

      • パスワード にパスワードを入力します。パスワードは 127 文字に制限されています。

        メモ: OMSA 資格情報は、ESXi ホストに使われたものと同じです。
      • パスワードの 確認 にパスワード をもう一度入力します。

      • 次のいずれかの手順を実行します。

        • ホスト証明書をダウンロードおよび保存して、今後すべての接続でその証明書の検証を行うには、証明書チェックを有効にする を選択します。
        • ホスト証明書を保存せず、今後すべての接続で iDRAC 証明書チェックを実行しないようにするには、証明書チェックを有効にする チェックボックスのチェックを外します。

  5. 次へ をクリックします。

  6. 関連ホスト ページで、接続プロファイルのホストを選択し、次へ をクリックします。

  7. 接続プロファイルをテストするには、1 台または複数のホスト を選択し、次に接続性テスト をクリックします。

    メモ: この手順は任意です。これは、ホストおよび iDRAC の資格情報が正しいかどうかを確認するのに使用されます。
  8. プロファイルを完成するには、次へ をクリックします。

    メモ: iDRAC Express または Enterprise カードがないサーバーでは、iDRAC テスト接続結果は、このシステムには該当しませんが表示されます。