OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

自動検出の前提条件

PowerEdge ベアメタルサーバの検出を行う前に、OMIVV がすでにインストールされていることを確認してください。ベアメタルサーバのプールで検出することができるのは、iDRAC Express または iDRAC Enterprise を搭載した PowerEdge サーバです。Dell EMC ベアメタルサーバの iDRAC から OMIVV アプライアンスへのネットワーク接続があること確認します。

メモ: OMIVV では、既存のハイパーバイザーを持つホストを検出しないでください。その代わりに、ハイパーバイザーを接続プロファイルに追加してから、ホストコンプライアンスウィザードを使用して OMIVV との調整を行います。

自動検出させるには、次の条件を満たしている必要があります。

  • 電源 - 必ずサーバをコンセントに接続してください。サーバの電源を入れる必要はありません。
  • ネットワーク接続 - サーバの iDRAC がネットワークに接続され、プロビジョニングサーバとポート 4433 経由で通信していることを確認します。IP アドレスは、DHCP サーバを使用して取得するか、iDRAC 設定ユーティリティを使用して手動で指定することができます。
  • 追加のネットワーク設定 - DHCP を使用している場合、DNS 名前解決が行われるように、DHCP から DNS サーバアドレスを取得 の設定を有効にするようにします。
  • プロビジョニングサービスの場所 - iDRAC に対してプロビジョニングサービスサーバの IP アドレスまたはホスト名が既知であることを確認します。「プロビジョニングサービスの場所」を参照してください。
  • アカウントアクセス無効 - iDRAC への管理者アカウントのアクセスを有効にし、管理者特権を持つ iDRAC アカウントがある場合は、先にこれを iDRAC ウェブコンソールから無効にしてください。自動検出が正常に完了したら、iDRAC 管理者アカウントを再度有効にします。
  • 自動検出有効 — 自動検出処理が開始できるように、サーバの iDRAC で自動検出が有効にされていることを確認します。