OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

データセンターおよびクラスタのストレージの詳細の表示

このタスクについて

データセンター / クラスタ情報 タブで、データセンターまたはクラスタの物理ストレージの詳細を表示できます。このページに情報を表示するには、インベントリジョブを実行します。データセンターとクラスタのページでは、情報を CSV ファイルにエクスポートすることが可能です。各ページにはデータグリッドでのフィルタ / 検索機能があります。ハードウェアビューでは、OMSA および iDRAC からデータを直接報告します。「インベントリジョブの実行」を参照してください。

手順

  1. OpenManage Integration for VMware vCenter の ナビゲータ ペインで、vCenter インベントリリスト をクリックします。

  2. データセンター または クラスタ をクリックします。

  3. オブジェクト タブで、特定のデータセンターまたはクラスタを選択します。

  4. 監視 タブで、Dell EMC データセンター / クラスタ情報 タブを選択し、ストレージ > 物理ディスク / 仮想ディスク に移動します。

    詳細の完全なリストを表示するには、データグリッドから特定のホストを選択します。

    表1. データセンターとクラスタのストレージの詳細
    ストレージ:ディスク説明
    物理ディスク
    • ホスト — ホスト名が表示されます
    • サービスタグ — ホストのサービスタグが表示されます
    • 容量 — 物理ディスクの容量が表示されます
    • ディスクのステータス — 物理ディスクのステータスが表示されます。以下のオプションがあります。
      • オンライン
      • 準備完了
      • 劣化
      • エラー
      • オフライン
      • 再構成中
      • 互換性なし
      • 削除済み
      • クリア済み
      • SMART アラート検知
      • 不明
      • 外部
      • サポートなし
      メモ: これらのアラートの意味についての詳細は、dell.com/support にある『Dell EMC OpenManage Server Administrator Storage Management ユーザーズガイド』を参照してください。
    • モデル番号 — 物理ストレージディスクのモデル番号が表示されます
    • 最終インベントリ — インベントリが最後に実行された日、月、時刻が表示されます
    • ステータス — ホストのステータスが表示されます
    • コントローラ ID — コントローラ ID が表示されます
    • コネクタ ID — コネクタ ID が表示されます
    • エンクロージャ ID — エンクロージャの ID が表示されます
    • デバイス ID — デバイス ID が表示されます
    • バスプロトコル — バスプロトコルが表示されます
    • 残留書き込み耐久性 — SSD の残留書き込み耐久性が表示されます。
    • ホットスペアのタイプ(PCIe では該当しません) — ホットスペアのタイプが示されます。以下のオプションがあります。
      • いいえ — ホットスペアなし
      • グローバル — ディスクグループの一部であるが未使用のバックアップディスク
      • 専用 — 単一の仮想ディスクに割り当てられた未使用のバックアップディスク。仮想ディスク内の物理ディスクが故障すると、ホットスペアが有効化されて故障した物理ディスクと交換されるため、システムの中断や、ユーザー介入が必要になることもありません。
    • パーツ番号 — ストレージのパーツ番号が表示されます
    • シリアル番号 — ストレージのシリアル番号が表示されます
    • ベンダー名 — ストレージのベンダー名が表示されます
    仮想ディスク
    • ホスト — ホストの名前が表示されます
    • サービスタグ — ホストのサービスタグが表示されます
    • 名前 — 仮想ディスクの名前を表示します
    • 物理ディスク — 仮想ディスクが配置されている物理ディスクが表示されます
    • 容量 — 仮想ディスクの容量を表示します
    • レイアウト — 仮想ストレージのレイアウトタイプを表示します。これは、この仮想ディスクに設定された RAID のタイプです。
    • 最終インベントリ — インベントリが最後に実行された曜日、日付および時刻が表示されます
    • コントローラ ID — コントローラ ID が表示されます
    • デバイス ID — デバイス ID が表示されます
    • メディアタイプ — SSD と HDD のいずれかが表示されます
    • バスプロトコル — 仮想ディスクに含まれる物理ディスクが使用するテクノロジを表示します。可能な値は次のとおりです。
      • SCSI
      • SAS
      • SATA
      • PCIe
    • ストライプサイズ — ストライプサイズが表示されます。ストライプサイズは、各ストライプが単一ディスク上で消費する容量です
    • デフォルト読み取りポリシー — コントローラでサポートされているデフォルト読み取りポリシーが表示されます。以下のオプションがあります。
      • 先読み
      • 先読みなし
      • 適応先読み
      • 読み取りキャッシュが有効
      • 読み取りキャッシュが無効
    • デフォルト書き込みポリシー — コントローラでサポートされているデフォルト書き込みポリシーが表示されます。以下のオプションがあります。
      • ライトバック
      • ライトバックの強制
      • ライトバックが有効
      • ライトスルー
      • 書き込みキャッシュ有効、保護
      • 書き込みキャッシュが無効
    • ディスクキャッシュポリシー — コントローラでサポートされているデフォルトのキャッシュポリシーが表示されます。以下のオプションがあります。
      • 有効 — キャッシュ I/O
      • 無効 — ダイレクト I/O