システムプロファイル
システムプロファイル機能は、CNA、FCoE(起動順序の設定サポートだけでなく)、RAID、BIOS、および iDRAC の設定サポートを提供する PowerEdge サーバ対応の iDRAC で使用できます。OMIVV は、iDRAC の第 14 世代のシステムプロファイルを、「システムプロファイル」としてサポートします。サーバ設定プロファイルをサポートすることによって、第 14 世代 Dell EMC サーバの設定全体をエクスポートし、ターゲットサーバにインポートすることができます。
FX2 シャーシにインストールされたモジュラーサーバのシステムプロファイルを、FX2 シャーシにインストールされた同じようなサーバに適用する場合、両方のサーバのスロット番号は同一である必要があります。
たとえば、FX2s シャーシのスロット 1 にある FC640 から取得したシステムプロファイルは、他の FX2s シャーシのスロット 1 にある、別の FC640 サーバに対してのみ適用できます。
メモ: システムプロファイルは起動オプションの有効化 / 無効化をサポートしていません。
メモ: システムプロファイルを使用している間は、Enterprise ライセンスによるシステムプロファイルのエクスポートと Express ライセンスによるサーバでの同じシステムプロファイルのインポート、およびその逆は、失敗します。
メモ: iDRAC9 ファームウェア 3.00.00.00 の Express ライセンスを使用してシステムプロファイルをインポートすることはできません。Enterprise ライセンスを持っている必要があります。
メモ: プロファイルの適用中に、システムプロファイルが正確なインスタンス(FQDD)を検索します。このプロファイルは、同一のラックサーバでは正常に動作しますが、モジュラーサーバでは若干の制限がある場合があります。たとえば、FC640 では、1 つのモジュラーサーバから作成されたシステムプロファイルは、NIC レベルの制限によって、同じ FX シャーシ内の他のモジュラーサーバ上に適用できません。この場合、シャーシの各スロットからリファレンスシステムプロファイルを用意して、このシステムプロファイルを、対応するスロットのみに対し、シャーシ全体に適用することをお勧めします。
システムプロファイルを使用する通常のタスクには次のものが含まれています。- 参照サーバからのシステムプロファイル情報の作成またはキャプチャ。「システムプロファイルの作成」を参照してください。
- 導入用テンプレートを使用して、選択したサーバにプロファイルを適用する。「導入テンプレートの作成」を参照してください。
メモ: 第 14 世代以降のサーバにはシステムプロファイルを使用することをお勧めします。
システムプロファイルページを起動するには、次の手順を実行します。
- OpenManage Integration for VMware vCenter の
- システムプロファイル ページに、作成したシステムのプロファイルのリストを表示します。
プロファイル名、説明、サーバモデル、および参照サーバの情報とともに、システムプロファイルをリストにした表が表示されます。
- システムプロファイルホストの詳細を表示するには、システムプロファイルを選択します。
プロファイル名、iDRAC IP、iDRAC のタイプ、サービスタグ、ホスト名、サーバモデル、作成日、変更日、変更者などの詳細を表示するシステムプロファイル情報を確認します。
- データグリッド内で列を置き換えるには、データグリッド内で行をドラッグアンドドロップします。
- データグリッドのコンテンツをフィルタまたは検索するには、フィルタ フィールドをクリックします。
- システムプロファイルの情報を .CSV ファイルエクスポートするには、システムプロファイルを選択し、データグリッドの右隅で、
アイコンをクリックします。
タブで、 を選択します。 - システムプロファイル ページに、作成したシステムのプロファイルのリストを表示します。