ホストサマリ詳細の表示
このタスクについて
個々のホストのホストサマリ詳細は、ホストサマリ ページで表示できます。そのうちの 2 つが OpenManage Integration for VMware vCenter に適用されます。2 つのポートレットとは次のものです。
- OMIVV ホストの正常性
- OMIVV ホスト情報
これら 2 つのポートレットは希望する位置にドラッグ & ドロップすることができ、要件に応じて 2 つのポートレットを他のポートレットと同様にフォーマットおよびカスタマイズすることができます。ホストサマリ詳細を表示するには、次の手順を実行します。
手順
OpenManage Integration for VMware vCenter の ナビゲータ ペインで、ホスト をクリックします。
オブジェクト タブで、確認したい特定のホストを選択します。
サマリ タブをクリックします。
ホストサマリの詳細を表示します。
表1. ホストサマリ情報 情報 説明 代替システム ステータスエリアの下、ポートレットの前にある黄色のボックスに OpenManage Integration for VMware vCenter に対するアラートが表示されます。 タスクトレイ 右側パネルエリアに Dell 製品の統合情報が表示されます。次の情報が表示されます。 - 最近のタスク
- 進行中の作業
- アラーム
スクロールダウンすると、OMIVV の Server Management ポートレットが表示されます。
表2. OMIVV Server Management ポートレット 情報 説明 サービスタグ PowerEdge サーバのサービスタグを表示します。この ID は、サポートに電話をする際に使用します。 モデル名 サーバのモデル名を表示します。 耐障害性メモリ BIOS 属性のステータスを表示します。BIOS 属性は、サーバの初回セットアップ中に BIOS で有効化され、サーバのメモリ動作モードを表示します。メモリ動作モード値を変更するときはシステムを再スタートします。これは、耐障害性メモリ(FRM)オプションをサポートし、ESXi 5.5 以降のバージョンを実行する PowerEdge サーバの第 12 世代以降で適用されます。BIOS 属性の値は次の 4 つです。 - 有効かつ保護状態:この値は、システムがサポートされており、オペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 以降であり、BIOS のメモリ操作モードが FRM に設定されていることを示します。
- NUMA が有効かつ保護状態:この値は、システムがサポートされており、オペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 以降で、BIOS のメモリ動作モードが NUMA に設定されていることを示します。
- 有効かつ非保護状態:この値はオペレーティングシステムのバージョンが ESXi 5.5 未満のシステムをサポートすることを示しています。
- 無効:この値は、どのオペレーティングシステムのバージョンのシステムでもサポートし、BIOS のメモリ操作モードは FRM に設定されていないことを示します。
- ブランク:BIOS のメモリ操作モードがサポートされていない場合、FRM 属性が表示されません。
システムロックダウンモード 第 14 世代 PowerEdge サーバ用の iDRAC ロックダウンモードのステータスを表示します。閉じられたロックは iDRAC ロックダウンモードがオンになっていることを示し、開かれたロックは iDRAC ロックダウンモードがオフになっていることを示します。 ID 次が表示されます:
- ホスト名 — OMIVV 管理ホストの名前を表示します
- 電源状態 — 電源がオンかオフかが表示されます
- iDRAC IP — iDRAC の IP アドレスが表示されます
- 管理 IP — 管理 IP アドレスが表示されます
- 接続プロファイル — このホストの接続プロファイル名が表示されます
- モデル — Dell EMC サーバのモデルが表示されます
- サービスタグ — サーバのサービスタグが表示されます
- 資産タグ — 資産タグが表示されます
- 保証残日数 — 保証の残りの日数が表示されます
- 最終インベントリスキャン — 最終インベントリスキャンの日付と時刻が表示されます
ハイパーバイザー & ファームウェア 次が表示されます:
- ハイパーバイザー — ハイパーバイザーのバージョンが表示されます
- BIOS バージョン — BIOS バージョンが表示されます
- リモートアクセスカードバージョン — リモートアクセスカードバージョンが表示されます
管理コンソール 管理コンソールを使って以下のような外部システム管理コンソールを起動します。 - Remote Access Console(iDRAC)の起動 — integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブユーザーインタフェースを起動します。
- OMSA コンソールの起動 — OMSA コンソールを起動して OpenManage Server Administrator ユーザーインタフェースにアクセスします。
ホストアクション さまざまな間隔で点滅するように、物理サーバを設定します。 インジケータライトの点滅 を参照してください。 OMIVV ホストの正常性ポートレットを表示します。
例えば、正常記号が 5 つ、警告記号が 1 つある場合には、全般的な正常性は警告として表示されます。表3. OMIVV ホストの正常性 情報 説明 OMIVV ホストの正常性 コンポーネントの正常性は、すべての主要なホストサーバコンポーネントのステータスを図式で表したものです。サーバグローバルステータス、サーバ、電源装置、温度、電圧、プロセッサ、バッテリ、イントルージョン、ハードウェアログ、電源管理、電源とメモリがあります。シャーシの正常性パラメータは、VRTX バージョン 1.0 以降、M1000e バージョン 4.4 以降のモデルに適用されます。バージョン 4.3 より前のバージョンでは、2 つの正常性インジケータのみが表示され、それらは 正常 および 警告または重大(逆三角形にオレンジ色の感嘆符)となります。全般的な正常性は、正常性パラメータが最も少ないシャーシに基づいた正常性を示します。以下のオプションがあります。 - 正常(緑色のチェックマーク) — コンポーネントは通常通りに動作中
- 警告(黄色の三角に感嘆符)— コンポーネントには重大でない不具合があります。
- 重要(赤い X 印)— コンポーネントには重大な障害があります。
- 不明(疑問符)— コンポーネントステータスは不明です。
メモ: 電源モニタリング情報は、ケーブル接続された PSU またはモジュラーサーバのホストでは使用できません。