OpenManage Integration for VMware vCenter Version 4.3

イベント、アラームおよび正常性の監視

ハードウェア管理の目的は、管理者が OMIVV プラグインまたは vCenter を離れずに、重要なハードウェアイベントに対応するために必要な、システム正常性ステータスや最新のインフラストラクチャ情報を入手できるようにすることです。

データセンターおよびホストシステム監視では、vCenter の タスク および イベント タブにハードウェア(サーバおよびストレージ)および仮想化関連イベントを表示することにより、管理者はインフラストラクチャの正常性を監視することができます。また、重要なハードウェアアラートは OpenManage Integration for VMware vCenter アラームをトリガすることができます。Dell 仮想化関連イベントに対して定義されているいくつかのアラームは、管理対象ホストシステムをメンテナンスモードに移行させることができます。

サーバからイベントを受信するため、すべての監視対象デバイス上で OMIVV がトラップ送信先として設定されます。トラップ送信先には次のようなものがあります。

  • SNMP トラップ送信先は、第 12 世代以降のホストの iDRAC で設定されます。
  • 第 12 世代以前のホストでは、トラップ送信先は OMSA 内に設定されます。
  • シャーシでは、トラップ送信先は CMC または管理モジュール内に設定されます。

メモ:

MCM 構成の MX シャーシの場合、トラップ送信先はリードシャーシにのみ設定されています。OMIVV は、リードシャーシを使用して、すべてのリードとメンバーシャーシからアラートを受信します。

メモ: OMIVV は、第 12 世代以降ホストに対して SNMP v1 および v2 アラートをサポートしています。第 12 世代より前のホストでは SNMP v1 アラートのみをサポートしています。

監視するには、次の手順を実行します。

  • イベントとアラーム を設定します。
  • 必要に応じて、SNMP OMSA トラップの送信先を設定します。
  • vCenter で タスクイベント タブを使用して、イベント情報を確認します。