展開ジョブのタイミング
ベアメタルサーバのプロビジョニングと展開には、複数の要素により、完了まで 30 分がら数時間かかる場合があります。展開ジョブを開始する場合は、提供されたガイドラインにしたがって、展開時間を計画することを推奨します。プロビジョニングと展開にかかる時間は展開タイプ、複雑性、同時に実行される展開ジョブ数などによって異なります。以下の表に、展開ジョブにかかるおおよその時間のガイドラインを示します。展開ジョブは、総合的な展開ジョブの時間を短縮するため、最大 5 台の並列サーバによるバッチ処理で実行されます。並列ジョブの正確な数は使用可能なリソースによって異なります。
展開タイプ | 展開ごとのおおよその時間 |
ハイパーバイザーのみ | 30 ~ 130 分 |
ハイパーバイザーおよびハードウェアプロファイル | 1 ~ 4 時間 |
システムプロファイルのみ | 5 ~ 6 分 |
システムプロファイルとハイパーバイザープロファイル | 30 ~ 40 分 |
展開シーケンス中のサーバ状態
インベントリジョブの実行時に、自動 / 手動検出されたベアメタルシステムは、データセンターにとって新しいサーバか、未完了の展開ジョブがスケジュールされているかなどを特定しやすくするため、いくつかの状態に分類されます。Administrator はこれらの状態を使用してサーバを展開ジョブに含めるべきかどうかを判断できます。状態には、以下があります。
サーバの状態 | 説明 |
未設定 | サーバは OMIVV に接続し、設定されるのを待機しています。 |
設定済み | サーバは、正しいハイパーバイザー展開に必要なすべてのハードウェア情報で設定されています。 |