OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

OpenManage Integration for VMware vCenter の機能

OpenManage Integration for VMware vCenter(OMIVV)アプライアンスの機能について、次に説明します。

表1. OMIVV の機能
機能説明
インベントリインベントリ機能では、次の項目が提供されます。
  • PowerEdge サーバの詳細(メモリの数量や種類、NIC、PSU、プロセッサ、RAC、保証情報、サーバ、クラスタ、およびデータセンターレベルビューなど)。
  • シャーシの詳細(シャーシ管理コントローラの情報、シャーシの電源、KVM の状態、ファンや温度の詳細、保証情報、空のスイッチやサーバの詳細など)。
アラートの監視および送信監視とアラートには、次のような機能が含まれています。
  • 主要なハードウェア障害を検知し、仮想化を認識した動作(たとえば、作業負荷の移行、あるいはホストをメンテナンスモードに設定)を実行する。
  • サーバの問題を診断するための、インベントリやイベント、アラームなどの情報を提供する。
  • VMware ProActive HA 機能のサポート。
ファームウェアアップデート

ファームウェアアップデートでは次の処理が行われます。

  • Dell EMC ハードウェアを最新バージョンの BIOS とファームウェアにアップデート。
  • vSAN ホストおよびクラスタのドライバおよびファームウェアのアップデート。

展開とプロビジョニングハードウェアプロファイル、システムプロファイル、ハイパーバイザープロファイルを作成し、PXE を使用せずに VMware vCenter を使用して、ベアメタルの PowerEdge サーバにリモートで OS を展開する。
サービス情報デルの保証データベースから Dell EMC サーバおよび関連するシャーシの保証情報を取得して、オンラインで簡単に保証をアップグレードできるようにする。
セキュリティの役割および許可

セキュリティの役割および許可には次の機能が含まれます。

  • 標準の vCenter 認証、規則、および許可との統合。
  • 第 14 世代サーバでの iDRAC ロックダウンモードのサポート。
メモ: OMIVV 4.0 以降では、VMware vSphere Web クライアントのみがサポートされ、vSphere Desktop クライアントはサポートされません。
メモ: vCenter 6.5 以降では、OMIVV アプライアンスは、Flash バージョンでのみ使用できます。OMIVV アプライアンスは HTML5 バージョンでは使用できません。