OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

クラスタでの Proactive HA の有効化

前提条件

クラスタで Proactive HA を有効にする前に、次の条件が満たされていることを確認します。
  • vCenter コンソールに DRS が有効にされているクラスタが作成され、設定されています。クラスタで DRS を有効にするには、VMware のマニュアルを参照してください。
  • クラスタの一部であるすべてのホストは、接続プロファイルの一部で、正常にインベントリされている必要があります。シャーシにはシャーシプロファイルが必要です(適用できる場合)。

手順

  1. OpenManage Integration で、クラスタ をクリックします。

  2. クラスタ の下でクラスタをクリックし、設定 > vSphere の可用性 の順に選択し、次に 編集 クリックします。

    クラスタ設定の編集 ウィザードが表示されます。
  3. vSphere DRS をクリックし、選択されていない場合は、vSphere DRS をオンにする を選択します。

  4. vSphere の可用性 をクリックし、Proactive HA をオンにする を選択します(選択されていない場合)。

  5. 左側のペインの vSphere の可用性 の下で、Proactive HA の障害と対応 をクリックします。

    Proactive HA の障害と対応 画面が表示されます。
  6. Proactive HA の障害と対応 画面で、自動化レベル を展開します。

  7. 自動化レベルで、手動 または 自動化 を選択します。

  8. 修正 に、重要度のステータスに基づいて、隔離モード、メンテナンスモード、または隔離とメンテナンスモードの両方の組み合わせを選択します。詳細については、VMware のマニュアルを参照してください。

  9. Proactive HA のプロバイダ では、クラスタのデルのプロバイダを選択するチェックボックスを使用します。

  10. 選択した Dell プロバイダに対して 編集 をクリックします。

    Proactive HA のプロバイダに ブロックされた障害状態の編集 ダイアログボックスが表示されます。
  11. 障害状態がイベントを掲載するのをブロックするには、チェックボックスを使用して、障害状態 の表から(トラップまたはポーリングを介して生成された)イベントを選択します。

    障害状態データグリッドのコンテンツは、フィルタ フィールドを使用するか、障害状態データグリッド内の行をドラッグアンドドロップして、フィルタできます。障害状態は、クラスタレベルまたはホストレベルで適用できます。

  12. クラスタ内のすべての現在および今後のホストで適用するには、クラスタレベル チェックボックスを選択します。

  13. 変更を適用するには、ブロックされた障害状態の編集OK をクリックし、キャンセルするには キャンセル をクリックします。

  14. 変更を保存するには、クラスタ設定の編集 ウィザードで OK をクリックし、キャンセルするには キャンセル をクリックします。

次の手順

Proactive HA がクラスタで有効にされた後で、OMIVV はクラスタ内のすべてのホストをスキャンし、サポートされるすべてのホストサーバコンポーネントの Proactive HA の正常性ステータスを初期化します。これで、OMIVV は、サポートされているコンポーネントの正常性アップデート通知を vCenter サーバに送信できます。OMIVV からの正常性アップデート通知に基づいて、vCenter Server は、修正 に選択された手動または自動アクションを実行します。

既存の重大度をオーバーライドするには、「正常性のオーバーライド重大度のアップデート通知」を参照してください。