バックアップおよび復元によるアプライアンスのアップデート
このタスクについて
OMIVV アプライアンスを旧バージョンから現在のバージョンにアップデートするには、次の手順を実行します。
手順
以前のリリースのデータベースのバックアップを行います。
vCenter から、旧 OMIVV アプライアンスの電源を切ります。
メモ: vCenter から OMIVV のプラグインの登録を解除しないでください。vCenter からプラグインの登録を解除すると、OMIVV プラグインによって vCenter に登録されたアラームと、そのアラームで実行されるカスタマイズ(アクションなど)がすべて削除されます。新しい OpenManage Integration アプライアンスの OVF を展開します。
OpenManage Integration の新アプライアンスの電源を入れます。
新アプライアンスのネットワークやタイムゾーンなどをセットアップします。
メモ: 新しい OpenManage Integration のアプライアンスの IP アドレスが、旧アプライアンスのものと同じであることを確認します。メモ: 新しいアプライアンスの IP アドレスが旧アプライアンスのものと同じでない場合、OMIVV プラグインが正常に動作しない可能性があります。この場合、すべての vCenter インスタンスの登録を解除して、再度登録してください。OMIVV アプライアンスにはデフォルト証明書が付属しています。お使いのアプライアンスでカスタム証明書が必要な場合、同じ証明書をアップデートします。「証明書署名要求の生成」および「HTTPS 証明書のアップロード」を参照してください。そうでない場合は、このステップをスキップしてください。
新しい OMIVV アプライアンスにデータベースを復元します。「バックアップからの OMIVV データベースの復元」を参照してください。
アプライアンスを検証します。Dell.com/support/manuals で入手可能な『OpenManage Integration for VMware vCenter インストールガイド』の「インストールの検証」を参照してください。
登録されたすべての vCenter サーバで インベントリ を実行します。
メモ: Dell EMC では、アップグレード後に、プラグインが管理するすべてのホスト上で再度インベントリを実行することをお勧めします。オンデマンドでインベントリを実行するには、「インベントリジョブのスケジュール」を参照してください。メモ: 新しい OMIVV バージョン y の IP アドレスが OMIVV バージョン x から変更されている場合、新しいアプライアンスをポイントするように SNMP トラップのトラップ送信先を設定します。第 12 世代以降のサーバの場合、これらのホストでインベントリを実行することによって IP の変更が修正されます。第 12 世代ホストでインベントリの実行中に、SNMP トラップが新しい IP を指定しない場合、それらのホストは非準拠としてリストされます。以前のバージョンに準拠していた第 12 世代よりも前のホストでは、IP が変更されると非準拠として表示され、Dell EMC OpenManage Server Administrator(OMSA)を設定する必要があることが示されます。vSphere ホスト対応問題を解決するには、「非対応の vSphere ホスト解決ウィザードの実行」を参照してください。