OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

システムプロファイルの作成

前提条件

システムプロファイルを作成する前に、次の条件が満たされていることを確認してください。
  • 参照サーバは、要件に応じて、OMIVV の外で設定されます。属性の値の変更は、iDRAC のユーザーパスワードを除き、現在のバージョンではサポートされていません。
  • Collect System Inventory On Restart(CSIOR)が参照サーバで有効になっており、参照サーバが再起動され、iDRAC から返されたデータが最新である。
  • OpenManage Integration が vCenter の各管理対象ホストで正常にインベントリされている。
  • ベアメタルサーバに BIOS およびファームウェアの最小バージョンがすでにインストールされている。iDRAC、BIOS、および Lifecycle Controller の最小ファームウェアレベルの詳細については、『OpenManage Integration for VMware vCenter Compatibility Matrix』(OpenManage Integration for VMware vCenter の互換性マトリックス)を参照してください。

このタスクについて

第 14 世代の参照サーバのみを使用してシステムプロファイルを作成できます。

手順

  1. OpenManage Integration for VMware vCenter の管理 > 導入 タブで、導入用テンプレート > システムプロファイル を選択します。

  2. ハードウェアプロファイルの作成 をクリックします。

  3. Welcome(ようこそ) ページで、手順をお読みになり、Next(次へ) をクリックします。

    • プロファイル名 テキストボックスに、プロファイル名を入力します。
    • プロファイルの説明 テキストボックスに説明を記入します。説明の値はオプションです。

  4. 次へ をクリックします。

    参照サーバ ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスから直接第 14 世代参照サーバを選択するか、プロファイルソースページの参照ボタンを使用して選択できます。
  5. 次のいずれかの手順を実行して第 14 世代参照サーバを選択します。

    メモ: 第 11 世代から第 14 世代のすべてのホストがダイアログボックスに表示される場合、選択リンクは第 14 世代対応ベアメタルサーバおよびホストに対してのみ有効になります。第 14 世代ベアメタルサーバのみが表示される場合、選択リンクは対応ベアメタルサーバに対してのみ有効になります。
    1. 参照サーバ ダイアログボックスで、正しい第 14 世代サーバをクリックし、参照サーバに対応する 選択 リンクをクリックします。
      メモ: 選択 リンクは対応サーバの場合のみ有効です。
    2. 参照サーバ ページで 参照 をクリックして、OMIVV または対応する第 14 世代ベアメタルサーバで管理され、正しくインベントリが行われた対応第 14 世代ホスト参照サーバを選択します。

    設定が抽出中であることを示す 抽出確認 ダイアログボックスが表示されます。参照サーバからハードウェア構成を抽出するには、抽出確認 ダイアログボックスで はい をクリックします。抽出は数分で完了します。

    選択されたサーバ名、参照サーバタイプ、iDRAC IP アドレス、モデル、およびサービスタグが、プロファイルソース ページに表示されます。
    メモ: 参照サーバタイプ がベアメタルサーバの場合、iDRAC の IP のみが表示されます。参照サーバタイプ がホストの場合は、iDRAC IP、およびホスト IP/FQDN の両方が表示されます。
  6. 次へ をクリックします。

  7. プロファイル設定 ページで、iDRAC を展開し、システムプロファイルの属性を表示します。データグリッドの行を昇順または降順でソートできます。データをフィルタするには、データフィルタアイコンをクリックします。

    1. 列で パスワードの設定 リンクをすばやく表示するには、フィルタ アイコン をクリックして、値が次の値を含む に「password」と入力し、有効にされたユーザーのパスワードを入力します。

      メモ: ベアメタルサーバの追加時に使用した資格情報と同じ資格情報を入力することをお勧めします。展開テンプレートのパスワードを変更した場合、その変更は、ルートユーザーに表示されません。OS の展開中、ハイパーバイザープロファイルが展開テンプレートに関連付けられている場合、展開には接続プロファイル(iDRAC および ESXi)パスワードが必要です。

      メモ: パスワードの設定 オプションは、ユーザー名の有効な iDRAC 対応ユーザーのみが使用できます。

      また、iDRAC、BIOS、RAID、NIC、CNA、FCoE、EvenFilters など、Dell 参照サーバの設定に基づいて、コンポーネントのプロファイル設定を表示できます。

    2. 各コンポーネントを展開して、インスタンス属性名破壊的依存関係、および グループ などの設定オプションを表示します。

      属性の上にカーソルを合わせると、その属性の詳細情報が表示されます。

      デフォルトでは、読み取り専用システム固有破壊的 などの一部の属性は無効になっていて選択できません。

      依存関係テキストが使用できない場合は、依存関係テキストが空です。

    メモ: RPM アップグレード、またはバックアップおよび復元を実行する場合は、移行されたすべてのプロファイルに以下が当てはまります。
    • 属性の上にカーソルを合わせると、属性名が表示されます。
    • システム固有でない属性のみが選択されています。
    • 依存関係テキストは表示されません。
    • 有効な属性には、選択した属性の合計数が表示されます。

  8. 次へ をクリックします。

    サマリ ページが表示され、プロファイルの詳細と、システム構成の属性統計に関する情報が表示されます。

    属性の合計数、有効な属性の合計数、プラットフォーム固有の属性の合計数、および破壊的属性の合計数が属性統計の下に表示されます。

  9. 概要 ページで 終了 をクリックします。

    このプロファイルは自動的に保存され、システムプロファイル ウィンドウに表示されます。

次の手順

現在のリリースでは、すべてのシステム固有属性はサポートされていません。システム固有属性の詳細については、「システム固有属性」を参照してください。

OMIVV が機能するためにシステムプロファイルの一部の属性が上書きされます。カスタマイズされた属性の詳細については、「カスタマイズ属性」を参照してください。システムプロファイル設定テンプレート、属性、およびワークフローの詳細については、「追加情報」を参照してください。