OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

ハードウェアプロファイルの設定

サーバハードウェア設定を行うには、ハードウェアプロファイルを作成します。ハードウェアプロファイルは、新たに検出されたインフラストラクチャコンポーネントに適用できる設定テンプレートで、以下の情報を必要とします。
表1. ハードウェアプロファイルを作成するための要件
要件説明
起動順序起動順序は、起動デバイスシーケンスとハードドライブシーケンスで、起動モードが BIOS で設定されている場合にのみ編集できます。
BIOS 設定BIOS 設定には、メモリ、プロセッサ、SATA、統合デバイス、シリアル通信、内蔵サーバ管理、電源管理、システムセキュリティ、およびその他の設定が含まれます。
メモ: OpenManage Integration for VMware vCenter は、参照サーバの設定にかかわらず、すべての展開サーバにおける BIOS のプロセッサグループの特定の BIOS 設定を可能とします。新規ハードウェアプロファイルの作成に参照サーバを使用する前に、参照サーバの CSIOR 設定を有効にして再起動し、正確なインベントリおよび構成情報を収集しておく必要があります。
iDRAC 設定iDRAC 設定には、ネットワーク、ユーザーリスト、およびユーザー設定が含まれます。
RAID 設定RAID 構成は、ハードウェアプロファイルが抽出された時点における、RAID トポロジを、参照サーバーに表示します。
メモ: ハードウェアプロファイルでは次の 2 つの RAID 設定オプションが構成されています。
  1. RAID 1 + を適用して、必要に応じて専用ホットスペアを作成する — デフォルトの RAID 設定をターゲットサーバに適用したい場合は、このオプションを使用します。
  2. 参照サーバから RAID 構成をクローンする - このオプションは、参照サーバの設定をクローンしたい場合に使用します。「参照サーバをカスタマイズしてハードウェアプロファイルを作成する」を参照してください。
ハードウェアプロファイルを作成するためのタスクには、以下が含まれます。
  • 参照サーバにおける CSIOR の有効化
  • 参照サーバをカスタマイズしてハードウェアプロファイルを作成する
  • ハードウェアプロファイルのクローン