OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

vCenter サーバの登録

このタスクについて

OMIVV アプライアンスを登録するには、その前に OpenManage Integration for VMware vCenter をインストールします。OpenManage Integration for VMware vCenter は、Administrator ユーザーアカウント、または vCenter を操作するのに必要な権限を持つ管理者以外のユーザーアカウントを使用します。単一の OMIVV アプライアンスインスタンスは、合計 10 台の vCenter サーバおよび最大 1000 の ESXi ホストをサポートできます。

新規 vCenter サーバを登録するには、次の手順を実行します。

手順

  1. サポートされているブラウザから、管理ポータル を開きます。

    管理ポータルを開くには、OpenManage Integration for VMware vCenter の ヘルプとサポート タブで、管理コンソール の下のリンクをクリックするか、Web ブラウザを起動して https:\\<アプライアンスの IP | ホスト名> を URL として指定します。
  2. 左ペインで VCENTER 登録 をクリックし、新規 vCenter サーバの登録 をクリックします。

  3. 新規 vCenter の登録 ダイアログボックスの vCenter 名 で、次の手順を実行します。

    1. vCenter Server IP またはホスト名 テキストボックスに vCenter IP アドレスまたはホストの FQDN を入力します。

      メモ: デルでは、完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用して VMware vCenter で OMIVV を登録することお勧めしています。すべての登録において、vCenter のホスト名は DNS サーバで正しく解決される必要があります。次に、DNS サーバを使用する際のベストプラクティスを示します。
      • DNS に正しく登録されている OMIVV アプライアンスを展開する場合は、静的 IP アドレスとホスト名を割り当てます。静的 IP アドレスを割り当てると、システムが再起動しても、OMIVV アプライアンスの IP アドレスは変わりません。
      • OMIVV のホスト名エントリが、DNS サーバの前方ルックアップ ゾーンと逆引きルックアップ ゾーンの両方にあることを確認します。

    2. 説明 テキストボックスに、説明を入力します(オプション)。

  4. vCenter ユーザーアカウント で、次の手順を実行します

    1. vCenter ユーザー名 テキストボックスに、Administrator のユーザー名または必要な権限のある Administrator 以外のユーザー名を入力します。

    2. Password(パスワード)テキストボックスにパスワードを入力します。

    3. パスワードの確認 テキストボックスにパスワードを再度入力します。

  5. Register(登録)をクリックします。

vCenter サーバを登録した後は、OMIVV が vCenter プラグインとして登録され、Dell EMC OpenManage Integration アイコンが vSphere ウェブクライアントに表示されます。このウェブクライアントから OMIVV 機能にアクセスできます。
メモ: すべての vCenter 操作で、OMIVV は、ログインしているユーザーの権限ではなく、登録されているユーザーの権限を使用します。

必要な権限を持つユーザー X が vCenter に OMIVV を登録し、ユーザー Y はデルの権限のみを持っているとします。ユーザー Y は vCenter にログインでき、OMIVV からファームウェアアップデートタスクをトリガできます。ファームウェアのアップデートタスクの実行中に、OMIVV はユーザー X の権限を使用して、ホストをメンテナンスモードにするか再起動します。