OpenManage Integration for VMware vCenter バージョン 4.2

イベントおよびアラームの設定

このタスクについて

Dell EMC Management Center のイベントおよびアラーム ダイアログボックスでは、すべてのハードウェアアラームを有効または無効にできます。現在のアラートステータスは vCenter アラーム タブに表示されます。重要イベントは実際のまたは切迫したデータ喪失あるいはシステム異常を示します。警告イベントは必ずしも重大ではありませんが、将来の潜在的な問題を示す可能性があります。イベントおよびアラームは VMware Alarm Manager を使用して有効化することもできます。イベントは、ホストとクラスタ ビューの vCenter タスクとイベント タブに表示されます。サーバからイベントを受信するには、OMIVV を SNMP トラップ送信先として設定します。第 12 世代以降のホストでは、SNMP トラップ送信先は iDRAC で設定されます。第 12 世代より前のホストでは、トラップ先は OMSA で設定されます。イベントおよびアラームの設定は、管理 > 設定 タブから OpenManage Integration for VMware vCenter を使用して行います。Dell EMC ホストの vCenter アラーム(有効 または 無効)、およびイベント掲載レベルを表示するには、vCenter の 設定 の下で、イベントおよびアラーム の見出しを展開します。
メモ: OMIVV は、第 12 世代以降ホストに対して SNMP v1 および v2 アラートをサポートしています。第 12 世代より前のホストでは、OMIVV は SNMP v1 アラートをサポートしています。
メモ: Dell イベントを受信するには、アラームとイベントの両方を有効にします。

手順

  1. OpenManage Integration for VMware vCenter の 管理 > 設定 タブで、vCenter 設定 の下にある イベントおよびアラーム を展開します。

    現在の Dell EMC ホストの vCenter アラーム(有効 または 無効)またはすべての vCenter アラーム、および イベント掲載レベル が表示されます。
  2. イベントとアラーム の右側にある 編集 アイコンをクリックします。

  3. すべてのハードウェアアラームとイベントを有効化するには、Dell EMC ホストのアラームを有効にする を選択します。

    メモ: アラームが有効にされている Dell EMC ホストは重大イベントに反応してメンテナンスモードに入るため、必要に応じてアラームを修正することができます。

  4. すべての管理されている Dell サーバで、デフォルトの vCenter アラーム設定を復元するには、デフォルトのアラームの復元 をクリックします。

    このステップは変更が有効になるまでに最大 1 分かかります。また、Dell EMC ホストのアラームを有効にする が選択されている場合にのみ利用できます。
  5. イベント掲載レベル で、すべてのイベントを掲載しない、すべてのイベントを掲載する、重要および警告イベントのみ掲載する、または 仮想化関連の重要および警告イベントのみ掲載する のいずれかを選択します。詳細については、「イベント、アラーム、および正常性の監視」を参照してください。

  6. この設定をすべての vCenter に適用したい場合、これらの設定をすべての vCenter に適用する を選択します。

    メモ: このオプションを選択すると、既存のすべての vCenter の設定が上書きされます。
    メモ: すでに、設定 タブで 登録済みのすべての vCenter をドロップダウンリストから選択している場合は、このオプションは使用できません。

  7. 保存するには、適用 をクリックします。