ファームウェアアップデートについて

サーバーがファームウェアアップデートを受けるロケーションは、Dell Management Center で使用できるグローバル設定です。ファームウェアリポジトリは Dell Management Center で設定できますが、アップデートは vSphere クライアントにおける特定の Dell ホストタブで実行されます。

ファームウェアリポジトリ設定には、展開されたサーバーをアップデートするのに使用される、ファームウェアカタログロケーションが含まれています。ロケーションタイプには 2 種類あります。

Dell(ftp.dell.com) Dell(ftp.dell.com)のファームウェアアップデートリポジトリを使用します。OpenManage Integration for VMware vCenter が、選択されたファームウェアアップデートをデルからダウンロードします。
ローカル / 共有リポジトリ Dell Repository Manager™ によって作成されます。これらのローカルリポジトリは、CIFS または NFS ファイル共有にあります。

ファームウェアアップデートウィザードは常に、iDRAC、BIOS、および Lifecycle Controller の最低ファームウェアレベルをチェックし、最低必須のバージョンにアップデートすることを試みます。iDRAC、Lifecycle、および BIOS ファームウェアバージョンが最低要件を満たすと、ファームウェアアップデートウィザードが、iDRAC、Lifecycle Controller、RAID、NIC/LOM、電源装置、BIOS などを含むすべてのファームウェアのアップデートを行います。

2010 年 10 月 14 日以降のファームウェアバージョン

2010 年 10 月 14 日以降にアップデートされたファームウェアについては、ファームウェアアップデートウィザードが実行されます。

2009 年 7 月 29 日以降で 10 月 14 日より前のファームウェアバージョン

ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日以降、2010 年 10 月 14 日の前日までにアップデートされている場合、ファームウェアアップデートウィザードはまだ使用できませんが、ファームウェアをアップデートするための ISO バンドルが付属しています。このアップデート後、最新ファームウェアにならない可能性があります。バンドルの実行後に再度アップデートを実行することを推奨します。

2009 年 7 月 29 日より古いファームウェアバージョン

ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日より古い場合、ISO ファイルをダウンロードして実行し、マシンのアップデートを行わなければならない可能性があります。ISO の実行後、ファームウェアアップデートウィザードを実行することを推奨します。

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